毎日全国的に灼熱の日中ですね。
北海道でも連日の猛暑日、もしかして現在の日本では諏訪地域が一番涼しいかも。
7月の連休中、夜の入笠湿原を巡回しましたが
「昨日の朝は13℃だったけど、今朝(7/20)は9℃でしたよー。」
なんて山彦荘の伊藤顧問が信じられないことをおっしゃっていました。
それでも昼間の作業はやっぱり危険、ヤナギランが満開ですが直射日光を避けられない湿原は紫外線が殺人的で入笠の保全活動は停滞中です。
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そんな中、入笠ボランティア協会や自然保護レンジャーで近年お世話になっている諏訪地域振興局環境課の北岡さんから「カヤックで諏訪湖のヒシ除去」のお声がけ。
今後の諏訪湖保全について多種な方法での協力や普及のためのモニターツアーです。
自前のカヌーでの諏訪湖デビューも出来るので、喜んで協会の有志4人で参加。
7月27日の日曜日、朝8時に諏訪湖公園に集合。
参加者のほとんどがカヤックは初体験の様子ですが、丁寧なレクチャー。


パドルの使い方や準備運動をおこなって、いざ出発!

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ちょっとずつ慣れてきたかな?


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水上移動を生かして、花火大会準備中の初島に最接近。


さあ、カヤックの怖さも無くなったら、そろそろヒシ刈りです。
刈り、といっても手づかみで引っ張り上げてカヤックに乗せて・・・と原始的です。

諏訪湖では以前よりヒシが増えていますね。忍者のマキビシで有名なヒシの実はビックリするほど尖っていて危ないですが、今の季節は花が咲いたばかり。

皆さん頑張って・・・というより楽しんでいます。

我々も負けずに!
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皆さん楽しみ過ぎた・・・いえ、頑張り過ぎたようです。
2時間ほどで作業が終了する頃には、全員がスイスイとカヤックをコントロールし両手でヒシの山を抱えたりスピードを出してカーブしたりと余裕綽綽。
「こんな気持ち良くて楽しい作業なら一日中やっていられるよ!」との声ばかり。
ヒシを抱えて身体はビショビショですが、湖面に吹く風と合わせて気持ちの良い時間でした。
作業を終えると、みんなで諏訪湖のヒシと水草について勉強会。

一気に身近になった諏訪湖について、みんな真剣。
でも、そろそろお腹が空いて・・・
ジャーン

美味しい地元のおにぎり弁当が支給されました!
ゆっくり諏訪湖畔でお昼を摂った後は、

諏訪湖の名宿「ホテル紅や」の14階展望風呂で汗と汚れとヒシを流して解散です。
カヤックの操縦レクチャーに無料貸し出しと諏訪湖の自然講習会、写真サービスにお弁当・温泉と、このモニターツアーちょっと贅沢過ぎましたが楽しすぎました。
暑い夏の保全作業、山を離れ湖もいいですね。
皆様も機会があれば是非ともお勧めいたします。
#諏訪湖ヒシ刈り #諏訪湖モニターツアー