今年最後の連休は珍しく穏やかに晴れ渡る日が続きました。
富士見パノラマにもグリーンシーズンを惜しむマウンテンバイクが沢山!
連休の最終日、11月24日はグリーンシーズンのゴンドラも最終日ですので入笠ボランティア協会も恒例の「湿原お片付け」

当日の朝は「入笠山晩秋の名物」雲海も今は標高の低い南の甲府盆地に移動していて、少し寒いかも・・・と冬の装いで参加。

地元有志の総勢10名ですが、二人のベテラン顧問(言わずもがな)に 活きの良い世話役たち(底なしに元気です)と 体力お化けの事務局三人衆(意外ですが疲れ知らずの健脚達です)・・・よし、午前中ですべて終わらせましょう!
・

今年は例年よりひと月近く遅い日程だったので、湿原内の野焼きも終わっていて動きやすい♪
まずは湿原内のグリーンロープを撤去。

シーズン中は湿原を彩る山野草達を守ってくれていますが、雪が積もって人々がスノートレッキングやソリを楽しむ季節は危ない存在になってしまいますね。また次の春までしまっておきます。

あっちも

こっちも。
撤去を終えると次は枯れたり倒れそうになっている樹木の伐採。

何故かいつもベテランの皆さんが率先して・・・。

冬の薪ストーブに利用します。

重くて大変なのに流石は体力オバケ、楽しそう♪

林の中の倒木や、枯れて近いうちに歩道に落ちてきそうな枝も集めて。
・
別の班は湿原に流れ入る雨水の流路を計算しながら

湿原らしくタップリの水が流れるように

掘って

掘って

掘り進めて

↑ ↑ ↑ ここが ↑ ↑ ↑ ↓ ↓ ↓ こんな感じに ↓ ↓ ↓

毎年ひっそり行っていますが、この時期ならではの作業ですね。
・
使った道具を洗って倉庫の整理も終えると、今年の湿原での作業は終了です。
今年も無事に終えることが出来ましたね・・・と穏やかな気持ちでサックリと打ち合わせて解散です。

これから事務局は来年度に向けて集計と計画準備、世話役は今年頑張ってくれた道具たちのメンテナンス。
蔭に日向に一年を通じてご尽力いただいた運営の皆さん、お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
そして天候に拘わらず全体作業日に合わせて時間をつくり、遠方から何度もご参加いただいている会員の皆さん
「近いから・・・、好きだから・・・」と、何度も全体作業だけでなく個人作業にも訪れていただいた会員の皆さん
「名前や金額は伏せて」と仰る、寄付をいただいた皆さん
それに地元の学校や自治体・団体や企業からご参加ご協力いただいた皆様
私たちの入笠は、またこんなに美しく魅力的な場所になりました。
入笠山の神様からの伝言です 「大切に思ってくださる皆様に心より感謝いたします。」
・

レンゲツツジも、来年は一層元気に花咲かせてくれると蕾の数が教えてくれました。
写真=清水愛希代・大河内朝水
