登山道整備(with 諏訪清陵高校登山部)

久々の雨が続いた諏訪地域、10月5日は予定していた諏訪清陵高校登山部との合同で登山道整備の予定です。夏に登山部部長・副部長と打ち合わせ、前もって決めていたので雨が上がればいいな。

と願っていたら前日夜半過ぎに雨は上がったようで、早朝から朝もやの中 入笠山へ♪

稜線の見晴らし台に着くと入笠山秋の名物、雲海です!

みんな元気に来てくれるかな・・・と準備。

登山道整備の一番大変なところは現場までの材料や道具の運搬かもしれませんねー・・・なんて思っていると、登山部と入笠ボランティア協会有志の皆さん集合!

諏訪清陵高校登山部から12名、当協会有志が9名、入笠山観光連絡協議会から富士見町と伊那市それぞれ代表して1名ずつ参加していただきました。

今日の整備場所を説明して、運搬登山開始。

元気いっぱいのメンバーで重い材料(10㎏を超えるものも!)を分担します。

※ 基本的には登山道整備は「近自然工法(出来る限りその場その環境にあるものを材料に)」で行いますが、今回の整備場所はスリップなど転倒による怪我の多い山頂付近の開けたガラ場なので安全の確立と寿命を考慮して擬木なども使用します。

実際の場所と作業順序を打ち合わせて作業開始です!

踏むと滑りやすく、地面を削ってしまう尖った小さな岩をすべて取り除き

ステップの位置を決めたら

周囲の草を刈り、固定して雨水の逃げ場を確保。

それぞれ皆さん頑張ってくれています。

一段一段、早く作るよりも安全に確実にじっくりとシッカリと仕上げましょう。

自分の足で歩き、強度のチェックも。

大きな隙間は岩と、先ほど集めた小岩を土嚢に詰めて。

うん、少しずつ形に。

予定より進んだので、午後の雨予報を考慮して少し早めのお昼に。

雨が近づいている様子でしたが、遠くから富士山も顔を出してくれました。

天候も怪しかったので、昼食後は整備場所を整えて終了です。

整備前

整備後

初めて整備に参加された方は出来に不満気ですね。でもね、これから自然が、雨や風と土が、そして登山者が時間をかけて隙間や凸凹を埋めて硬く強く仕上げてくれます。

昨年みんなで作ったところは今しっかりと登山者の安全を守ってくれているだけでなく、とてもカッコ良くなっているので下山時にでも確認してくださいね。

今日はお疲れさまでした、ありがとう。次は来月、11月1日ですね。

また元気にお会いしましょう!

写真=上原純・清水愛希代


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