7月下旬の湿原は

7月19日の全体作業は久しぶりの好天でした。
湿原の花もやっとお日様に会えた・・・と喜んでいるようでした。
湿原は端境期です。長雨が明ければ一気に夏の花たちが顔を見せてくてそうです。

ノハナショウブはまだまだ元気で湿原を覆ってました。
今年は訪れる人も少なく最盛期を見逃した人も多かったでしょう。
来シーズンはたくさんの方に見ていただけたら良いですね。

バイケイソウはちょうど見頃のようです。

ウツボグサもだいぶ目立って来ています。

今湿原で目立つのがカラマツソウです。真っ白に混じって少し赤みかかった花もあり変化が楽しめます。

カワラマツバも蕾をほころばせてます。来週あたりから見頃になりそうです。

クガイソウ。ずいぶんと色味が濃くなって来てます。こちらもあと少しで見頃になりそうです。

オミナエシがきりりと小ぶりの黄色の蕾をたくさん頭につけてます。端境期で緑一色の草原で一際目立ってました。

背高のっぽのオミナエシなどの足元を見ると、これまた明るくくっきりと黄色いキリンソウが存在感抜群でした。

昨年は不作?だったヤナギラン。早々に花芽をつけた株を見つけました。
今年はたくさん葉を見てます。夏盛大に咲き誇ると良いですね。

秋の花も準備中です。ワレモコウの新芽。先端の紅色が愛らしいですね。

コロナ禍で異例のシーズンを迎えた入笠山。普段よりだいぶハイカーの数も少なく落ち着いて楽しむことができます。
花を愛でながらのんびりと楽しんではいかがでしょうか。


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