2020年7月19日(日)第3回目の全体作業が行われました。
3回目とは言え1、2回の作業は感染予防のため中止になり、実質的に今年度最初の全体作業になります。
感染が再び広がり始め、特に首都圏での患者数が増えてきているため、残念ですが参加者の地域を限定、比較的に落ち着いている富士見町周辺の会員での作業となりました。
参加にあたって感染防止対策も怠りなく、手指の消毒、検温、原則としてマスクの着用を徹底しました。
受付で体温を測定、参加名簿に体温を記入しました。
富士見町、原村、北杜市など近隣地域から24名が参加しました。
今回は富士見パノラマリゾートさんの応援をいただき、作業とゴミの回収にご協力いただきました。ありがとうございました。
作業の説明と注意事項の後3班に分かれて作業を開始しました。
湿原の一部の草刈り、イノシシに荒らされた法面への植栽、林道沿いのシャスターデージーなどの除去です。
昨日までの悪天が嘘のように晴れ渡り、気温も上昇。感染予防のためにマスクを着用したいのですが、他の人との距離を十分とって作業することでマスクを外し熱中症にならないように・・・との案内もありました。
林道班は主に道路脇のシャスターデージーなどを重点的に除去しました。
特に御所平の林道分岐点下の法面はお花畑状態。綺麗なのでついそのままにしておきたくなりますが、放っておくと大変なことになります。重点的に除草してきました。
林道沿いを旧三平ロッジ付近まで作業を行いました。
一方植栽班は山彦荘駐車場下の法面の復旧作業です。
イノシシに荒らされ赤土がむき出しになった斜面に植物を植えて緑化します。
今回植栽するのは「富士アザミ」の苗です。
小林会長が育てた苗です。以前は山頂付近までたくさん見られた大型のアザミだそうです。花が楽しみです。
ズミ林の草刈りも行いました。
クリンソウなど避けながらの草刈り。刃先の動きを慎重にしながらの作業でした。
初夏の花が咲き終わり静かな草原ですが、このまま生い茂らすと大事な植物たちへの悪影響もあります。丁寧に下草を刈って行きました。
湿原の一部も刈り込みました。
刈り取った草はそのまま放置するのは良くないので、力を合わせて除去します。
ボランティアは地道な作業が続きます。
でもその地道な作業の積み重ねが美しい景観を維持することにつながります。
毎回大変な労力を提供いただきありがとうございます。
こういうご時世ですがこれからも活動へのご協力よろしくお願いいたします。
富士見パノラマリゾートの皆さんのご協力に重ねて感謝申し上げます。
最後に報告がありました。
すでに報告してますが、2020年6月に信州豊かな環境づくり県民会議から表彰された事を皆さんに伝えました。表彰状は山彦荘に掲出しております。次回作業の折にみてください。
湿原の全体作業も折り返し点を過ぎました。今年度はあと2回です。予断許さない状況が続いております。開催の有無についてはこのホームページで案内します。チェックよろしくお願いします。
皆様くれぐれも感染症の予防には細心の注意を払い健康にお過ごしください。