今年度5回目の全体作業が行われました。
2018年の締めくり、冬を迎える湿原を整備しました。
シーズン中訪れた人を癒し和ませてくれた湿原、また来年美しい花々たちを楽しんでいただけるよう、お礼を込めて手入れを行いました。
早朝から皆さん続々と集合、雲一つ無い好天に恵まれ、参加者の出足も良く、総勢44名の参加を得ることができました。
2018年10月28日(日)
9時30分、会長の挨拶を皮切りに日程の説明、作業の注意や案内を行い、ボランティア活動を開始しました。
今日もSBCさんの取材があり、ずーっとカメラを回していました。
朝礼?終了後作業開始。それぞれ道具を手にして作業場所に向かいます。
湿原は町の草刈りが行われ、茂った葦や背の高い枯れ草はきれいに刈り取られていました。
今日の作業はズミの林を重点的に整備します。
先日の台風で折れたり倒れた木々が目立ちます。
今回は通常の剪定に加え、台風による風倒木や枯れ枝除去が大仕事になりました。
慣れた会員がチェーンソーを扱い次々に切り倒して行きます。
今年度頂いた山岳遺産基金の補助金で新調、整備したチェーンソーが大活躍です。
切り倒したズミや白樺の幹は薪として有効活用、小枝類はズミ林の端に積み上げました。
今回は大勢の参加があり、作業は順調に進みました。
大きな倒木や枯れ枝の除去が済んだ後、下草の枯葉も除去します。
レーキで枯れ草を集め、今年度購入した集草バッグに山盛りにします。
これも結構な重労働ですが、女性会員がパワーを発揮、どんどん草が溜まりました。
今回の作業には「日本山岳遺産基金」の事務局の方2名も視察に見えられ、実際の作業にも参加お手伝いいただきました。
集めた草は後に焼却されるそうです。
皆さんがズミ林の整備を頑張っている頃、もう1チームも精を出してました。
こちらは賄い隊。今日のお楽しみ給食!の準備の真っ最中です。
芋刻んで、天ぷらを揚げて、ご飯を炊いて・・・大わらわでお昼を用意しました。
美味しそうな芋ご飯が炊き上がりました。
午前中の作業でお腹を空かして引き上げてくる会員の皆さんのための準備が整いました。
これが本日のメニューです。
芋の炊き込み御飯、ちくわとポテサラの天ぷら、鳥とごぼうの煮物、きのこ汁、きのこの大根おろし和え、漬物。
豪華なメニューになりました。
さあ楽しい慰労会が始まりです。
今年一年作業に参加していただきありがとうございました。
お疲れ様の感謝を込めて会からのささやかな振る舞いとさせていただきました。
今年度初めての炊き出しでしたが皆さんに満足していただけた様子でした。
昼食後山彦荘の部屋をお借りして2018年の総会が行われました。
今年度の活動・会計報告などの後、来年度の役員の選出などにつき話し合いました。
三役は次年度も留任、新たに副会長を一人置くということ、世話役も若干変更を検討ということになりました。
次年度役員の詳細については来年役員会の承認の後、広報誌に発表させていただきます。
全体活動の時の食事や、講演会のことなども討議されました。
この件に関しましても、次年度の通信に詳細を発表いたします。
今回の参加者は44人。山岳遺産基金の皆さんや、SBCの取材チームを加えて賑やかに楽しく終了いたしまた。
入笠山は間も無く冬に向かいます。
また来年皆さん元気に作業日にお会いしましょう。
今年も一年ありがとうございました。