8月22日(水)
異常高温の夏もやっと治り、しばらく凌ぎやすい気温が続いてます。
それでもこの日は一転、下界は30度を超えて湿度も高かったのですが、さすが1700mを超える高原は涼しい風が吹き渡ってました。
湿原もなんとなく黄ばんできて、秋が近づいていることを感じさせます。
リンドウの濃いブルーが際立てってました。
今年の異常高温は高原も例外ではなく、夏の花のピークが7月に繰り上がるといった状況です。
ヤナギランは花がなくなり、ほとんどがサヤの状況でした。
クサレダマもおしまいです。
代わってエゾリンドウが勢力拡大、湿原が紫に染まります。
盛りを迎えるマツムシソウ。
まだしばらくは楽しめそうですが、あまり長くは期待できないかも。
サワギキョウも終わりで、ブルーの主役はリンドウに引き継がれます。
白い花はゴマナと大きなシシウドが目立ちます。
株は少ないですがアケボノソウも見つかりました。
ツリフネソウも終わりかけてました。
目を凝らすとウメバチソウも健在です。
秋の気配トリカブトですが、湿原では株数も多いのですが、遊歩道では沢が枯れ気味なのか数が減ってます。
黄色い花はアキノキリンソウやハンゴンソウなどが目立ちます。
まだ夏は終わらないとは言え、もう10日もすれば9月です。
高原はいよいよ衣替え。
9月9日の第4回全体作業の頃には、初秋の装いで私たちを迎えてくれると期待してます。
作業への参加お待ちしてます。