富士見町社協・サマーちゃれんじで湿原ボランティア

富士見町社協が主催する体験型ボランティア活動「サマーちゃれんじ2018」のプログラムの一つとして、入笠ボランティア協会の保全活動に参加していただきました。
台風の到来で1週間遅れの8月5日(日)に行われました。

参加者は日程が変更になったため8名でした。社協の方2名を合わせ総勢10名での作業になりました。
みなさん諏訪地区のシニア大学のお仲間で、校外活動の一環とのことです。

9時半ゴンドラ改札を出発。
スズラン群生地の階段経由で湿原へ。
湿原で咲いている花をガイド。みなさんお花に興味集中、少々牛歩気味の出だしになりました。
山彦荘前で湿原の保全について伊藤さんの説明を受けた後、各自鎌を手に湿原へと向かいました。

今回の作業内容は伊藤さんの案内で、三角斜面(スズラン群生地)の右下。
暑さでイネ科の植物の枯葉が目立つところです。
イユもの年なら青々とした草原を褐色の枯葉が覆ってました。
枯葉を刈り取り、撤去する作業に、参加した皆さん真剣に取り組んでいただきました。
他にヒメジョンやイタドリなど除去対象の植物の除去も行いました。

除去に伴い草の間から本来あるべき花たちが顔を出してきました。
今の時期はワレモコウやコバノギボウシなどが目立ちます。
カワラナデシコやホソバアカバナ、オミナエシなど旬の花が目を楽しませてくれます。
近年オミナエシが増えつつあると伊藤さん。
地味な保全活動が貴重な草花を守ってくれているのですね。

作業終了で記念撮影。
皆さん楽しく精力的にボランティア活動をしていただきました。
ご協力ありがとうございました。

昼食の後は御所平のお花畑まで往復しました。
もちろん遊歩道や林道沿いの気になる植物も除去しました。

お花畑入り口ゲート前の側溝周辺のヒメジョンの大群落も抜いてきました。

大きな袋に雑草を詰めてのボランティア活動、最後までご協力ありがとうございました。
昨年に2回目のイベント、また来年もよろしくお願いいたします。
参加の皆さんお疲れ様でした。


コメントを残す