霧の初秋 全体作業を行いました

最近は急に涼しくなり、富士見町に住む皆さんも「掛け布団を出したよ。」「つい先日まで網戸だったけど、窓は閉めなきゃ寒くなったね。」と、秋の訪れを実感しています。

え? 当日不参加だった大阪在住の会員さんから「今日の日中は31℃でしたよ。」 ・・・山彦荘の朝は薪ストーブの暖かさにホッとしていたのに、日本って広い。

準備のため早めに出発しましたが、湿原までの林道は真っ白。

湿原に着いても真っ白。 雨は大丈夫かな。

作業、大丈夫かな・・・。いや、今日は参加者は多くないと思うけど・・・。

と思っていましたが、気づけば総勢37名の会員の皆さん!

皆さん雨の準備も万全♪ 頼もしいですね♪

今日の作業は 毎年の駆除作業のおかげで拡大は防いでいるススキと、なんだかメチャクチャ多い気がするノビエ、イタドリなど実っている穂の駆除です。

人海戦術で撲滅!

でも皆さんの姿が見えない・・・。

時々お姿が確認できたり、少し雨が降ってきたり。

でも順調に皆さん頑張っていただきました.。

少し雨も続き身体の冷えも心配になったので、11:00を過ぎて早めの終了。

霧で湿原が見渡せないので、運営役員の皆さんが現場の最終確認です。

白とオレンジの帽子が目印の協会運営役です。同じ会員の中で近隣在住だったり特技があったり(皆さんと同じように)若かったりで、推薦されたり自ら手を挙げて協力していただいたメンバーです。

今回もまあまあの収穫です。このおかげで来年も山野草たちがノビノビと花咲かせてくれます。

そのころ、別の会員グループが入笠山頂付近にいました。

え? 何してるの?

実は来月行われる登山道整備の調査です。

毎年恒例となってきました諏訪清陵高校登山部との合同作業が10月5日(土)9:30~15:00で行われます。(お弁当持参のご参加有志は歓迎いたします。)

今回は開山祭でお馴染みの富士見町と伊那市で作られる「入笠山観光連絡協議会」から材料費の協力と当日の参加協力をいただきましたので、整備部隊も張り切って頑張っています。

それと、9月27・28日に当協会への協力依頼がありました「富士見サステナブルツアー」で担当する入笠山頂への登山と湿原内の環境保全(笹刈り)体験の下見も兼ねています。

9/27の「緑の絆フェス」では入笠ボランティア協会のスピーチもあります。

お時間ご興味ある方は是非。

ということで、今回の作業は終了です。

秋の花が見渡せる美しい季節ですので、白い靄の中で目立ちませんが私たちは見逃しませんよ!

タチコゴメグサ

ヤマラッキョ

ゴマナ

マツムシソウ

ミゾソバ と 種をつけたツリフネソウ

来月、最終の全体作業日は良い天気だと良いですね。

しかし、しっかり雨具を装備された方ばかりでしたので時々は霧の湿原も素敵でしたね。

集合したら全員で順に点呼しあって人数確認。(だって湿原に残っておられても気付かない状況でしたから念のために絶対必要です♪)

全員無事でしたので、ハイ、チーズ♪

写真=大園高明・清水愛希代・鈴木幸男


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