2018年4月22日（日）第１回の全体作業が行われました。
シーズン初めの作業は湿原の枯枝・枯木・カヤなどの除去、杭の整備とロープ張り、ズミなどの剪定です。
９時30分山彦荘前に集合。33名の参加がありました。
会長・副会長や事務局からの段取り連絡の後作業開始。
冬の間に整備が進められた階段や木道を降りて湿原に向かいます。
快晴に恵まれ、気温もぐんぐん上昇初夏を思わせる陽気の中順調に作業が進められました。
湿原に積もった枯れたカヤの撤去。
スズラン群生地やズミの林に散在する枯枝などを取り除く地道な作業で一汗かきます。
元気な男性軍は有り余る力で掛矢を振り下ろして杭を打ちます。
今年度は山岳基金からの補助金でプラ杭とロープを購入、朽ちやすい木杭と交換しました。
杭に立ち入り制限のロープを張ります。
ロープを２重の輪にして固定するロープ張り。
微妙な輪のかけ方があるのですが、1年経つとすっかり忘れてしまいます。
思い出しながら四苦八苦、そのうち慣れて作業も捗って行きました。
湿原の北側のズミ林のズミの枝も剪定しました。
混み合った枝がすっきりして眺めも良くなります。
一通りの作業が済んだ後、伊藤さんの案内で湿原を一回りして植生のレクチャーを受けました。
まだ眠りの中にある湿原ですが、もう一月すると花の季節がやってきます。
入笠ガイドの平賀副会長も熱心に湿原の花を案内していました。
30名以上の参加で作業は順調に進めることができました。
次回は5月27日（日）です。
集合は9時20分、この時期はゴンドラが運行しています。
会員証を提示して往復の乗車券をもらってください。
お弁当は各自持参してください。ペットボトルの飲料は用意します。
ご協力よろしくお願いいたします。
