第二回全体作業と開山祭

5月20日 早朝はガスに覆われていた入笠山ですが、集合時間からはゆっくりと晴れ渡り好天に恵まれました。

<久々の受付開始>

本日は今年初めての全体作業実施日、40名を超える参加者が久々に顔を合わせ入笠ボランティア協会活動のスタートです。

まずは打ち合わせで本日の作業内容確認と新役員の紹介

協会の立て看板も新調されました 素敵です!

実は本日、毎年行われる入笠山の開山祭とバッティングなのです。

せっかくの機会なので皆で参加! となれば作業時間は1時間少々・・・

セイヨウタンポポの除去、頑張って♪
斜面も気を付けて!
保護区域外に芽吹いたクリンソウも
優しく植え替えて!

11時からはマナスル天文館前広場での開山祭。

今年は久々に祝詞の後に諏訪アルプホルンクラブの演奏もあり、本来の形に近づきました。

<今年の進行も、我らが伊藤高明顧問>
入笠にこだまする美しいアルプホルンの音色に感動していましたが・・・

なんと、開山祭終了後には山彦荘前で湿原に向かって演奏していただきました!

<やはり広々したところで聴くと気分が上がります♪>

並行して平賀副会長による花のガイド、今回は入笠すずらん山野草公園の一葉蘭(イチヨウラン)の観察です。

小さな可愛い花ですがとても貴重な山野草です>

残る有志は作業の続き、ツリフネソウやコバノギボウシ、ヤマホトトギスの移植と鹿避けのネット張り

知識と経験の豊富な小林顧問や梅田副会長がリードしてくれます

会員の皆さんが解散される午後には、入笠湿原周辺にはエゾハルゼミが鳴き始めて花の本格シーズンの到来を告げていました。

次の全体作業日は7月1日。

その間には今年の会員証の花、湿原の二ホンスズランや周辺のズミを始めとした多くの山野草が咲き始めます。是非とも何度でもまた入笠を訪れ、気が向いたら小さな個人作業にご参加いただけますようお願いいたします。

(写真 鈴木幸男)


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