10月22日(土) 2022年度第5回目の全体作業を実施しました。
コロナの収束もなかなか見通せず、思うような作業が難しい一年でしたが、秋になり行動制限も緩和され、最後の締めくくりにふさわしい多くの会員の参加を得ることが出来ました。
参加人数は51名と近年では最多の参加を得ることができました。
今回は全体作業開始前に小林顧問ほか数人の役員の手で、事前にズミの倒伐を実施しました。
これは大勢の作業者がいる時に不用意な事故が起らないための配慮でした。切り倒したズミがボランティアに危険をもたらせないよう、最小限の作業者で倒伐を行ったのでした。
全体作業は大勢の参加者の協力で進められることになりました。
会長や事務局からの連絡の後、地元御柱祭の木遣りが披露され、安全を祈願してから作業に向かいました。
今回の作業は、ススキなどイネ科の植物の穂刈り、ヨモギやイタドリなど気になる植物の除去です。
湿原内にタネを残さないために刈り取った穂先はゴミ袋に入れて回収しました。
もう一班はズミ林の整備です。
倒伐したズミを幹と小枝に分類して整理します。
幹や太い枝はチェーンソーの出番ですが、小枝の始末に導入した太枝切り大活躍しました。
薪になる幹は山彦荘まで運びます。
小枝は後ほどチップ化するために数カ所に積み上げました。
10月25日に町やパノラマさんと協力してチップ化の作業を行う予定です。
作業終了後、総会を開催しました。事業報告、決算報告の後、2023年度事業の進め方等について会員からの意見をお聞きしました。
時間の制限もあり、昼食時アンケート的にご意見を記入いただくという提案を受け、昼食後解散前にご記入いただいたご意見を回収いたしました。次回役員会で貴重ご意見を元に次年度の事業に反映できればと考えております。
総会終了後、お待ち兼ねのランチタイム。特製の仕出し弁当で一年間の労をねぎらいました。
今年も一年間ご協力ありがとうございました。
来年度はボランティア協会が20周年という節目を迎えます。記念行事等冬の間に具体的な検討をしてまいります。新年度の通信ではその内容をお伝えすることができると思います。
これからもご協力のほどよろしくお願い申し上げます。