2021年10月23日(日)第5回全体作業を行いました。
第5回といってもコロナ禍で過ぎた今年度、実質的には最初で最後の全体作業になりました。
心配していたお天気も回復し、少し肌寒い陽気でしたが作業には支障なく、気持ちよく作業ができました。
今年度は役員の改選などありましたが、皆さんの前で挨拶するのはこの最終回という変則的な一年になりました。
しばらくぶりの作業は例年行っているズミ林の手入れです。
しばらく前に富士見町さんがズミ林の整備を行ってくれました。
周囲に積まれていた伐採の残枝などをきれいに片付け、草刈りもしてあります。
そのため今まで周囲に積んでいた枯れ枝なども含め全て運び出しての作業になりました。
年々手入れが進んだズミ林は日当たりもよくなり、植物たちの環境も改善されつつあります。
ズミに混じってマユミも何本かあるのですが、少しづつ存在感が増してきてます。
来春はマユミにも注目したいところです。
もう一つ地道な作業も行いました。
晩夏から秋にかけて集中的に実施してきたススキの穂刈りです。
草紅葉も終わって目立つススキの穂を頑張って摘み取りました。
湿原に勢力を拡大しているススキなどイネ科の植物。こうした地道な作業がきっと効果を上げると期待してます。
作業終了後に総会を開きました。
例年は昼食後任意参加でしたが、今回は昼食までの時間を割いて参加者全員での意見交換を行いました。
いただいたご意見をもとに役員会で次年度活動計画に組み入れるよう検討を約束しました。
コロナ禍で思うような活動ができなかった2021年でした。
2022年はいつも通りの作業ができると良いですね。
会員の皆さんの元気なお顔を見られると嬉しいです。
また来年入笠湿原でお会いしましょう。