除去対象植物の名称について

2019年のボランティア通信で湿原周辺の「除去対象植物」を案内しました。
その中で誤解を与える名称がありましたので訂正いたします。

「マーガレット」は間違いで「シャスターデージー」が正しい名前です。
本来のマーガレットはモクシュンギクと言うスペイン領カナリア諸島原産の半耐寒性低木です。寒さに弱く1800mの高地で越冬するのは困難です。


この地域でマーガレットと俗称されているのは「シャスターデージー」と言う寒さにも耐えられるフランスギクとハマギクの交雑種で、マーガレットとは別の品種です。
園芸店でも苗が売られている人気品種ですが、強い性質がありはびこって山野草が負けてしまう恐れがあります。
そのため除去対象としています。

通信の写真はマーガレットでは無く、「シャスターデージー」と訂正いたします。
会員の皆さんもマーガレットという呼称は使わないようにお願いいたします。


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