2018年5月27日(日)
今年度2回目の全体作業を実施しました。
今回の作業には富士見町スポーツ少年団の団員とその父兄、コーチたち24名が参加、協会員37名と合わせて総勢61名になりました。
9時半作業開始。
大きく二手に分かれての作業になりました。
一つは湿原周辺の帰化植物の除去作業。
協会特製の雑草抜きを使って、厄介なセイヨウタンポポやイタドリなどを抜いて行きます。
思いのほか力仕事ですが大切な作業です。
もう1班はクリンソウの移植作業です。
林道脇に繁殖したクリンソウを保護し、湿原北のズミ林に移植します。
この作業にスポーツ少年団員が加わり戦力になりました。
クリンソウを掘り上げます。
花芽がついた大株から、まだ小さい幼苗まで500本以上の苗を掘り上げました。
掘り上げた苗を定植先のズミ林へ運びます。
運搬は当然人力作業。次々と湿原北側のズミ林へ運ばれて行きました。
ズミの林にはすでにクリンソウが広がり始めてます。
その周辺へ定植します。
大人が穴を掘り、スポーツ少年団員たちが苗を植え込みます。
500本・・・もしかして1000本ほどの苗が植えられて行きました。
2時間ほどで作業は完了。
今回植えられたクリンソウが無事育って、湿原を訪れる人たちを楽しませてくれると良いですね。
参加した少年たちも楽しみにしてることでしょう。
今日の作業は好天に恵まれました。
湿原のエゾノコリンゴが開花してました。
いよいよ6月。湿原の花を求めてやってくる登山者で賑わいます。
保全作業の積み重ねが訪れる人たちの感動をさらに深いものにします。
次回作業日は7月8日です。
一人でも多くの参加をおねがします。