4月に入り信州も暖かい日が続いたおかげで入笠湿原の雪もすっかり解けていました。
当日は天候にも恵まれた中、19名の有志で今年初の作業を行いました。
早めに湿原の様子を見まわったメンバーで必要作業の打ち合わせ
例年なら第一回目の全体作業の時期だったので、湿原には
水路沿いのミズバショウや
まだザゼンソウも頑張って咲いていました。 湿原ならではの花々ですね。
さあ、作業開始です!
まずは索道の杭の補修とロープ張りです。
杭を打ち込み、ロープの結び方を覚えます。
それと春の恒例、落ち枝と一緒に落とし物拾い
ボールも沢山、他にも靴ベラやワンちゃんの靴、高級車のキー・・・他にもなんだか不思議なモノも見つかりますね。
当然、ひっそり咲いている花も見つかります。
ヒメイチゲかな?
折角だから索道沿いの枯草も芽吹きに合わせて綺麗に掃除して、湿原に流れ込む水路も確保したら
お昼の休憩です。
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山彦荘でお弁当や料理を食べて少しゆっくりしたら
午後は頂上までの登山道のチェックです。
冬場の積雪と15cmにもなる霜柱で浮いた杭や土留めの補修とロープの張り直し
そして登山道外や斜面等いろんな場所に散らばったゴミ拾いを気合入れて!
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入笠山の頂上から八ヶ岳はもちろん、うっすらと春霞&黄砂でぼやけた富士山や北アルプスまで見渡せる青空です。
この日は15時ごろまで色々な作業を楽しみました。
5月からの入笠ボランティア協会全体作業が楽しく安全に行えますように。
そして今年も沢山の参加者の皆様とお会いできますように。