2022年9月10日(土)
第4回目の全体作業を行いました。
秋の訪れを感じさせる湿原は暑くもなく、寒くもなく絶好のコンデションで行うことができました。
湿原は花のピークは過ぎましたが、ゴマナ、リンドウ、トリカブト、ウメバチソウ、マツムシソウ、アケボノソウ、ワレモコウなどなどまだ楽しむことが出来ます。
秋の気配とともに気になるススキなど稲科の植物。早々に穂を出し始めたススキなどの穂刈りを中心に作業を始めました。
三角斜面の北側のロープ張り地点から階段に向かって作業を進めました。まだ出始めのススキですが、穂刈りが進むとマツムシソウやワレモコウがすっきりと顔を出し、作業の効果が目に見えて現れました。
湿原の中にはびこり始めた大型の稲科の植物も刈り込みをしました。近年目立って増えていて、このままではリンドウやサワギキョウなどにも大きな影響を与えかねません。注意深く見て行く必要を感じました。
もう一班は木道の清掃です。敷かれた木の板の隙間に生えた雑草を取り除きました。余分な腐葉土も取って木道の腐食を防ぐ効果も期待できそうです。
全体作業終了後、今回も湿原の植物の勉強会を実施しました。
今回の参加者は33名でした。
次回は今年度最終の全体作業です。同時に総会も開催予定しております。反省会も兼ねささやかですがお弁当の用意もいたします。よろしくご協力お願いいたします。