2018年第4回全体作業が行われました

2018年9月9日(日)
今年度4回目の全体作業を実施しました。

9月に入って高原はいよいよ秋っぽくなってきました。
カラマツの色も心なしか色づき始めてます。
18年の第4回目の全体作業日はガス混じりの曇り空でしたが、幸い雨に降られることはありませんでした。

今回作業に参加された会員は31名でした。
前年までは9月の作業日はキノコの鑑定や、食事の提供をしていましたが、今年度からは純粋作業になりました。
今回の作業はスズラン斜面の木道東側湿原内の帰化植物などの除去作業です。
増えすぎてはびこりだしたススキ、カヤ、などイネ科の植物を刈り取るのが主な仕事です。
同時にモチグサ(ヨモギ)、イタドリ、実生のコナシなども除去しました。

ススキなどはなるべ根元から刈り取りますが、ワレモコウやカラマツソウなどの間に生えているため刈りずらく、穂先だけ刈って種の散乱を少しでも防ぐようにしました。

刈り取った草は大きな集草用のバッグに入れて運び出しました。
バッグは今年度新規購入したもので180L入りの大きな袋。
作業の効率化に役立っていました。

時折ガスが流れてくる草原での作業は2時間半。
単純で疲れる作業ですが、会員の皆さん楽しそうに鎌を動かし黙々と作業していただきました。

近年初秋のこの時期に湿原での大規模な除去作業は行われていませんでした。
除去対象植物が目立つ時期の作業、次年度の湿原環境が良い方向へ向かうことを期待します。
ススキの穂が整理され、マツムシソウやワレモコウが際立ちました。
まだ元気に咲いているウメバチソウも喜んでました。

今年の全体作業はあと一回です。
次回作業日は10月28日(日)9時30分から
作業内容は湿原の整備(ゴミ。枯れ枝撤去など)と後片付け(ロープの撤去など)です。
作業後は1年を振り返っての反省会を兼ねて昼食を皆さんで頂きます。
芋ご飯、鶏団子スープ、鳥の牛蒡煮などを提供する予定です。
家族参加も大歓迎です。
年間の締めくくりです。
一人でも多くの参加のほどよろしくお願いしたします。


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